※食事中に読まないことを推奨します。
こんにちは、深作浩一郎です。
あなたには
「この曲を聞くとゲロを出しそう」な
アーティストや曲はありますか?
幸運なことに
私にはそんなアーティストはいませんし
曲も想像つきません。
恵まれてると思います。
しかし、一般人から見て
“成功してる”と言われる社長には
「苦しんだ時代に流行ってた曲」を
今でも聞くと
苦しさと吐き気が湧き出る、という方は
多くいる印象です。
私の友人にも
何人か心あたりがあります。
え、その曲NGなんですか?というものです。
苦しかった時代に有線や
街中で流れてた曲を聞くと
その頃がフラッシュバックされて
胸が痛くなる、というものです。
あなたにも
そんな曲やアーティストはいますか?
もし、あれば
その時は相当に苦労したのだと思います。
ちなみに私は曲やアーティストでは
一切記憶がありません、
以下貧乏自慢のスタートですが
そもそも貧乏時代には
曲をmp3で聞く暇があれば
当時のビジネスオーディオ教材を
繰り返し聞き返すような
そんな生活をしていました。
アーティストの曲を聞くとか
そんな時間ありませんでした。
ビジネスノウハウやら
マーケティング理論を暗記して
それを翌日実践するのに
必死でした。
そして私の場合は
マクドナルドの2階席の
いくつかある充電席を占拠して
朝から晩まで仕事をしてました。
ひたすら1日中
100円コーヒーのおかわりを
1日何回もして腹を満たしてた
貧乏時代の話です。
それゆえ、世間でどんな曲が
流行っていたのかも
正直、記憶にありません。
それこそwikipediaを調べれば
一発でしょうが
この原稿を書いてる今現在も
まったく見当もつきません。
ぽっかり、と穴が空いたように
その手の記憶が抜け落ちてます。
そんな私なので
特定の曲やアーティストに対して
嫌悪感をもつことはないのですが
唯一あるのは香りです。
私の場合は、
メープルシロップの香りは
激しく、動揺を誘います。
そしてマクドナルド時代の
最も貧乏で苦しかった時期を
思い出させる香りです。
マクドナルドで100円コーヒーの
おかわりで腹を満たしてたあの時代に
当時の私にも
「これ以上おかわりしたら
変に思われるかな」
と思ってた、人の心がありました。
賢いあなたは想像できる通り
朝9時から、毎晩23時くらいまで
ずっとコーヒー1杯のおかわりで
粘ってる青年客がいる時点で
その青年客に対して
「キモい」と思うのも当然です。
しかし、当の青年は
図太いのか無神経なのか
「これ以上おかわりしたら
変に思われるかな」としか
思っていませんでした。
それほど必死だったのだと思います。
そんな某青年は
だいたい18時〜19時頃の時間帯で
・家に帰りたい気持ち30%
・まだ何も成し遂げてないという気持ち30%
・早く寝たい気持ち20%
・このままで人生ほんと大丈夫なの?な気持ちが10%
そんな精神状態に追い込まれた時
マクドナルドから場所を変えて
仕事をすることがありました。
たしか月10万円前後を、一人で
稼げたかどうかの時だったと思います。
マクドナルドの100円コーヒーを
朝から10回以上おかわりしたせいで
縁が黒く汚れたカップ。
そんなカップを颯爽と捨てて
向かう先は「映画館」です。
もちろん、映画を鑑賞するなどではなく
映画館にある
「無料の電源席」で仕事をするために
わざわざ移動して仕事をしてたりしました。
その映画館の名物?ポップコーンが
メープルシロップ味らしく
館内全体にプワ〜ンと、常に
メープルシロップの甘い香りが
充満してたことを思い出します。
その時に非常に苦しい思いをしてたので
今も、
「ユナイ●ッド・シネマ」の看板を見ると
そのメープルシロップの香りを
潜在的に思い出し
腹の底から嫌悪感にも近い感情が
湧き出ることがあるのです。
吐き気を催す、まではいきません。
そして
メープルシロップの香り自体は
食欲をそそる素敵な香りだと
心から思います。
しかし、今となっても
そして恐らくこれからの人生でも
メープルシロップの香りを嗅ぐと
私は、あの貧乏時代を思い出すでしょう。
そして、その香りを感じる度に
初心に戻り強固な心を
取り戻すことになると思います。
あなたが今どういう悩みを抱えてるか
わかりませんが
世の中の、絶好調な社長たちも
苦しい時代がありました。
今どれだけうまくいってるように見えてる
絶好調な社長でも
特定の曲を聞けば吐き気を催すことがあります。
私の場合は、曲やアーティストではなく
メープルシロップの匂いは
貧乏時代の匂いです。
もしあなたに、上記私たちのような
トラウマ的な曲や匂いがないなら
「まだまだ苦労レベルが浅いな」と客観的に
言えてしまう可能性があります。
賢いあなたには
私の意図が通じると思いますが
決して嫌味で言ってるわけでもなく
そして苦労を強制してるわけではありません。
苦労せずに全てがうまくいくことに越したことがないと、
私は心から思っているのはきっとご存知の通りです。
古臭い体質のダサい田舎の会社のように
「俺が苦労したのだから
新人のお前も経験しろ」は
まったくもって無駄としか思いません。
ですが、聞いただけで
吐き気が出るような曲や匂いがないなら
これから先、まだま、いくらでも
成長の可能性があると思います。
まだまだ地獄を見てない、と思いますし
地獄を見てないのであれば
可能性しかないので、羨ましい限りです。
なので、あなたが苦しいと思える
限界到達ギリギリ時点の環境を作り
五感を通して、
吐き気を感じるほどまで追い込んでみる。
実は、たったそれだけで
あなた自身の人間的成長も
ビジネスの成長も
まだまだ成長曲線を描けるのでは?という話でした。
ということで、私たちは
苦しみすらもパワーに変えていきましょう。
深作浩一郎
追伸.
こういう貧乏話を書くといつも思うのですが
貧乏地獄体験に反比例するかのごとく
今では皆さん、うまくくいってますよね。
ものすごい社長同士の集まりとかも
だいたい、途中で
貧乏地獄時代トークの戦いになりますし。
苦しかった時代天下一武道会でも
やりたいものですね。
僕の最強必殺技であるマクドナルド100円コーヒーの
おかわりだけで腹を満たして
朝から23時まで過ごしてた時代は
出版社とかからも
「そこまで話を盛らないでいいですよw」と
言われてしまうレベルの本当話なので
全国大会でも、上位にいける気がしてます。┐(´ω`*)┌
あなたの貧乏話、お待ちしてます。
今度聞かせてくださいね。
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