大戦犯として扱われる英雄

こんにちは、
深作浩一郎です。

5年前、話題になった
「極悪犯罪者」を
覚えていますか?

というのも、4年前の
南アフリカワールドカップ、
開催前の予想では、
日本代表は
「大惨敗」の予想でした。

というのも、
大会直前までの
国際親善試合が
連敗&連敗だったんですよ。

韓国をはじめ、
同格とされている
ライバル国はもちろん、

格上のチームとも、
試合にならない程
そして、勝つ希望が
見えない程ボロボロに
負け続けていました。

そして当時、
日本代表監督だった
岡田監督への
バッシングも
「国賊級」でした。

「極悪犯罪者」のごとく
ボロボロに
岡田ジャパンは
叩かれたのです。

新聞、雑誌、ネット、
専門家、解説者、
全てで容赦なく、
ボロボロに叩かれました。

当時、会社の奴隷として、
貧乏会社員だった
私も唯一の楽しみの一つが
サッカー観戦で、

世間と同じように
当時の岡田ジャパンに対して、

「こりゃ、駄目だろ」
「シュートまでいけてねーじゃん」
「まあ、本大会も応援はするけど。。。」

というものです。

ところが、
2010年南アフリカ
ワールドカップ本大会が
開催されてみると

岡田監督の思い切った
「戦術変更」が
大当たりします。

その結果、
格上以上と評された
強豪国をバッタバッタと
なぎ倒して、
日本代表はベスト16まで、
勝ち進みました。

カメルーン戦の
本田選手の決勝ゴール。

デンマーク戦の
本田選手の
“悪魔の左足”と、

遠藤選手の
“天使の右足。

そして、
本田選手の芸術的突破からの
岡崎選手の決勝点。

思い出すだけでも
身震いするサッカーファンは
多いことでしょう。

※私のそのうちの1人です。

ベスト8決定戦も
延長の末のPK戦でしたので、
他の敗退国よりも
ワンランク上の大健闘です。

前人未到のベスト8まで、
あと一歩でした。

本当に惜しかったです。

そして、開幕前には
“国賊”でもあり、
“犯罪者”扱いだった
岡田監督は、一転して、
「英雄扱い」です。

私も含め、サッカーファン、
専門家、解説者全員、
日本列島全体が
手の平が腱鞘炎にならないか
心配なくらいに
クルクル回してました。

「岡田監督、最高!」

「岡ちゃん、叩いてゴメンね!」

「これから監督経験を更に詰んで、
また代表監督に!」

という声だらけです。

それくらい岡田監督の
本大会直前の
思い切った戦術変更は
後に語り継がれるほどの、
大成功を納めました。

・・・

・・・

5年前の昔話をしましたが、
よく考えると、これって、
ビジネスも全く一緒です。

「結果が全て」なのです。

今、仮に結果が出ていなくても
キッカケ一つで、
大逆転する事ができてしまいます。

そして、
最後の結果さえ出れば、
それまで、どれだけ
バッシングを受けようとも
苦しんでいたとしても、

今までの苦労や苦しみが
スーッと、全て
綺麗さっぱり報われるものです。

深作浩一郎

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