APIとは?API(アプリケーションプログラムインターフェース)の意味を丁寧に解説

マーケティングの用語、
API(アプリケーションプログラムインターフェース)の意味を解説していきます。

API(アプリケーションプログラムインターフェース)とは
自社のソフトウェアの一部を公開することで
他のソフトウェアと機能を共有できるようにするインターフェースです。

たとえば、Web上にソフトウェアを公開しているので、
API(アプリケーションプログラムインターフェース)を利用することで
他社のソフトウェアの機能を自社のソフトウェアの機能に取り入れ、
アプリケーション間での連携をすることができるようになります。

API(アプリケーションプログラムインターフェース)は仕様・説明と同時に公開される

API(アプリケーションプログラムインターフェース)で
ソフトウェアの機能を公開する場合でも
内部のコードまで公開することは基本的にありません。

そのため、API(アプリケーションプログラムインターフェース)だけでは
その機能や仕様が分からないので、
「こうやって機能を使ってください」
「この機能はこのように使うことができます」など、
API(アプリケーションプログラムインターフェース)と同時に
仕様や説明も同時に公開されている場合がほとんどです。

また、セキュリティの観点から、
多くのAPI(アプリケーションプログラムインターフェース)では
利用できる機能に制限があったり、
使い方にルールが定められている場合もあります。

API(アプリケーションプログラムインターフェース)を公開するメリット

では、API(アプリケーションプログラムインターフェース)を公開する場合、
どのようなメリットがあるのでしょうか?

API(アプリケーションプログラムインターフェース)公開し、
他社でその機能を使ってもらうことによって
他社のデータを得ることができるメリットがあります。

API(アプリケーションプログラムインターフェース)公開することで
自社以外でのサービス利用に関するデータを手に入れることができるので
顧客の傾向、特徴を分析していき、
新しいイノベーション、ビジネスの開発をすることができるのです。

これが自社のサービスの機能を公開して
API(アプリケーションプログラムインターフェース)を利用するメリットです。

API(アプリケーションプログラムインターフェース)を利用するメリット

では、API(アプリケーションプログラムインターフェース)を公開する側ではなく、
API(アプリケーションプログラムインターフェース)を利用する側には
どのようなメリットがあるのでしょうか?

API(アプリケーションプログラムインターフェース)を利用する一番のメリットは
サービスやプログラムの開発コストを大幅に減らすことができる点です。

自社で利用したいプログラムが既に
API(アプリケーションプログラムインターフェース)で公開されていれば
0から作り直す必要がありません。

そのため、開発にかかる時間や手間といったコストを
大幅に削減することができるのです。

また、API(アプリケーションプログラムインターフェース)が
無料で利用できる場合には費用の面でも削減が可能です。

API(アプリケーションプログラムインターフェース)によるユーザーのメリット

また、API(アプリケーションプログラムインターフェース)は
機能やサービスを利用するユーザーにとっても大きなメリットがあります。

API(アプリケーションプログラムインターフェース)によって
他の会社のユーザー情報を使って、
別のサービスにログインする機能がありますので、
会員登録やアカウント作成の手間を減らせるメリットがあります。

この事例として有名なのが、
SNSのInstagram(インスタグラム)です。

Instagram(インスタグラム)では
FacebookのAPI(アプリケーションプログラムインターフェース)を
利用しているので、
FacebookのアカウントですぐにInstagram(インスタグラム)の
利用を始めることができます。

まとめ:API(アプリケーションプログラムインターフェース)

このように、API(アプリケーションプログラムインターフェース)には
機能を公開する側、公開されている機能を自社サービスに組み込む側、
サービス・機能を利用するユーザー、
全員に対してメリットのあるインターフェースです。

そのため、条件の合うAPI(アプリケーションプログラムインターフェース)があれば
積極的に利用していくことを考えてみるといいでしょう。

新しいプログラムを開発しようと考えた場合、
時間や手間、コストの削減のためにも
すでにAPI(アプリケーションプログラムインターフェース)で
自社の開発しようとしているソフトウェアの機能が
公開されていないか調べてみるといいでしょう。

以上が、マーケティングの用語、API(アプリケーションプログラムインターフェース)の
意味になります。

ぜひ、参考にしてください。

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