ナレッジデータベースとは?ナレッジデータベース(ナレッジベース)の意味を丁寧に解説

マーケティングの用語、
ナレッジデータベース(ナレッジベース)の意味を解説していきます。

ナレッジデータベースはデータベースの一種であり、
情報やアイディアなどの知識を蓄積するデータベースです。

知識ベースとも呼ばれていて
主にナレッジマネジメントと呼ばれる
ビジネスの手法に利用されています。

今回はナレッジデータベースとは何か、
ナレッジデータベースの事例・具体例を交えながら
意味を解説していきます。

ナレッジデータベース(ナレッジベース)は知識を蓄積するデータベース

ナレッジデータベースとは
情報やアイディア、事実、常識、経験など、
「知識」をコンピューターが扱えるデータの形式にして
蓄積していくデータベースのことです。

英語で表記する場合には、「knowledge base」となるので、
KBと省略されて使われることもあるマーケティング用語です。

企業が集めた「知識」をデータ化して検索できる状態にし
また、組織化してコンピューター上で
データベースとして構築していきます。

ナレッジデータベースを構築していく場合には
専用のツールやソフトウェアを利用していきます。

企業がこれまでに蓄積してきた「知識」をデータとして蓄積し、
検索したり、必要な知識をすぐに取り出せる形にしていくので
ナレッジデータベースを利用することによって
企業の持つ知識をビジネス戦略やマーケティング活動に活かしやすくなります。

ナレッジデータベース(ナレッジベース)はナレッジマネジメントに必要なデータベース

企業や従業員が持つ情報や経験などの知識を
企業活動、マーケティングに活かしていくための手法・概念に
「ナレッジマネジメント」があります。

企業内にある知識を集積して全員で共有できるようにすることで
作業の効率化、新しいアイディアの発見などがしやすくなり、
企業の組織力や競争力などの向上を図る
ビジネス・マーケティングの手法です。

ナレッジマネジメントにはナレッジデータベースが必要とされます。

企業内にバラバラに存在している資料や
社員がそれぞれ持っている経験や情報などの知識、
それらをナレッジデータベースでデジタル・データ化して保存し
扱いやすい状態にする必要があるからです。

つまり、ナレッジマネジメントを行うことで
企業の組織力や競争力を向上させるためには
ナレッジデータベースを構築することが必要不可欠なのです。

ナレッジデータベース(ナレッジベース)の事例・具体例

私たちが普段利用するシステムなどにも
ナレッジデータベースを利用したものが存在します。

ここでナレッジデータベースを利用したシステムを
事例・具体例としてしょうかいしていきます。

ナレッジデータベース(ナレッジベース)を利用したシステム:Webサイトのよくある質問(FAQ)

私たちの身近なところにあるナレッジデータベースの例として
Webサイトの「よくある質問(FAQ)」のページがあります。

製品やサービス、自社の活動などに対して寄せられた
質問やそれに対する回答などの「知識」を
1箇所に集めて参照できるようにしたのが
よくある質問やFAQなどのページです。

ユーザーや顧客からの質問に対しては回答しなければいけませんが、
よくある質問(FAQ)というナレッジデータベースを使うことで
容易に疑問に対する回答が検索できるようになり、
業務の効率化につなげることができます。

ナレッジデータベース(ナレッジベース)を利用したシステム:自動音声通話

お客様サービスセンターなどに電話をした際に流れる
自動音声応答装置もナレッジデータベースを利用したシステムです。

サービスに必要な情報などをナレッジデータベースに蓄積することで
オペレーターと通話をしなくても、
ダイヤル操作や音声認識システムを使って
手続きやサービスの利用などを行うことができます。

また、オペレーターにつながる場合でも、
自動音声応答装置でお客様の情報や目的の手続きを
あらかじめ収集することができます。

そのため、お客様サービスセンターやコールセンターで
ナレッジデータベースを導入することで
業務の効率化や改善に取り組むことができます。

まとめ:ナレッジデータベース(ナレッジベース)

知識ベースとも呼ばれるナレッジデータベース(ナレッジベース)は
企業が持つ知識を活用して業務やマーケティングを効率化する
ナレッジマネジメントを行う際に非常に重要な役割を果たします。

ナレッジデータベースを運用するための
自社にとって最適なシステム・ツールを利用することで
情報や経験などを知識を活かせる形で
企業全体で共有、蓄積していくことができます。

自社の情報や経験、アイディアなどを
全体で共有することができず、
ビジネスに活かすことができていない場合には
ナレッジデータベースを活用したナレッジマネジメントの導入が
必要になってくるでしょう。

以上が、マーケティングの用語、
ナレッジデータベース(ナレッジベース)の意味になります。

ぜひ、参考にしてください。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP
TOP