マーケティングの用語、
フィーチャーフォンの意味を解説していきます。
フィーチャーフォンとは携帯電話の1種で、
特に高機能な端末の携帯電話のことを指しています。
フィーチャーフォンは通話機能が主要な機能であるものの
他にもカメラ機能やワンセグ機能などを搭載していて、
高機能な携帯端末となっています。
フィーチャーフォンは一般的にはガラケー(ガラパゴスケータイ)と呼ばれる
フィーチャーフォンには携帯電話として主なる「通話機能」以外にも
高精細なカメラ機能やテレビを閲覧できるワンセグ機能、
他にも、電子決済に対応しているおサイフ機能など、
電話機能以外にもさまざまな機能を搭載しています。
一般的にはフィーチャーフォンは
同じような意味を持つ言葉である、
「ガラケー(ガラパゴスケータイ)」という言葉で呼ばれています。
パソコンと同じ様な機能を搭載している
スマホ(スマートフォン)が普及してきたことにより、
その対義の言葉として、
フィーチャーフォンやガラケー(ガラパゴスケータイ)が
使われるようになってきています。
フィーチャーフォンの特徴
フィーチャーフォンの特徴として、
海外の標準規格とは違う、日本独自の進化によって
さまざまな機能が搭載されていることがあります。
そのため、独自の生態系の進化を遂げた
「ガラパゴス諸島」から由来して、
「ガラパゴスケータイ」、省略して「ガラケー」と
呼ばれるようになってきています。
では、フィーチャーフォンの特徴、
つまり、日本独自の携帯電話の機能には
どのような機能があるのかを紹介していきます。
フィーチャーフォンの特徴1:独自のインターネット・メール規格
フィーチャーフォンはパソコンとは違う、
独自の規格によってインターネット通信や
メール機能を利用することができます。
有名なサービスとして、
NTTドコモのi-mode(アイモード)などのサービスが
フィーチャーフォンのインターネット、メールサービスになります。
フィーチャーフォンの特徴2:高性能なカメラ機能
フィーチャーフォンの特徴に
高性能なカメラ機能があります。
現在普及しているスマートフォンにも
高性能、高画質なカメラが搭載されていますが、
日本ではスマートフォンの普及前から
高画質な写真が撮影できるカメラ機能が
フィーチャーフォンに搭載されていました。
フィーチャーフォンの特徴3:ワンセグ機能
外出先でも手軽にテレビが見れる
ワンセグ機能もフィーチャーフォンの特徴の一つです。
海外のスマートフォンなどでは
このワンセグ機能が搭載されているモデルは
ほぼありませんので、
日本独自のフィーチャーフォンの機能と考えられます。
フィーチャーフォンの特徴4:おサイフケータイ機能
携帯電話にICチップを搭載することによって
電子決済や公共交通機関の利用をすることができます。
フィーチャーフォンで広く普及したことから
現在ではスマートフォンに搭載されることも多くなっている機能です。
フィーチャーフォンの特徴5:防水機能、耐衝撃性
さらに、フィーチャーフォンの特徴として
防水機能や耐衝撃性もあります。
ワンセグ機能やカメラ機能が搭載されている
フィーチャーフォンは様々な場面での使用が想定されるので、
濡れても平気、落としても平気に扱える
防水機能や耐衝撃性が求められているのです。
フィーチャーフォンとガラケー(ガラパゴスケータイ)の違い
では、同じような意味で使われるけど、
違う言葉であるフィーチャーフォンとガラケー(ガラパゴスケータイ)、
この2つの言葉には違いはあるのでしょうか?
実は、この2つの言葉には大きな違いはなく、
フィーチャーフォンもガラケー(ガラパゴスケータイ)も
同じような意味で使われることが多くなっています。
もともとガラパゴスケータイという言葉が
スマートフォンとの対比で使われることが多かったのですが、
ガラパゴスという言葉には、
製品やサービスが独自の進化を遂げたことによって
周囲から孤立してしまうことを指す意味があり、
ネガティブな印象のある言葉でした。
そこで、フィーチャーフォンという言葉が注目され、
ガラケー(ガラパゴスケータイ)とともに使われるようになったのです。
ですので、一般的には
ガラケー(ガラパゴスケータイ)もフィーチャーフォンも
同じ意味を持つ言葉として捉えて問題がありません。
まとめ:フィーチャーフォンも見直されている
現在では日本でもスマホ(スマートフォン)が普及しましたが、
バッテリーの容量、使い勝手の観点から
フィーチャーフォンの利用も見直されています。
また、フィーチャーフォンの機能への需要から
スマートフォンにフィーチャーフォンの機能を搭載した
「ガラスマ」と呼ばれるスマートフォンも普及していて、
さまざまな呼称が増えてきています。
それぞれの呼称が何を意味しているのか、
フィーチャーフォンを含め
しっかりとそれぞれの端末の特徴、名称を
抑えておくことも必要になってくるでしょう。
以上が、マーケティングの用語、フィーチャーフォンの意味になります。
ぜひ、参考にしてください。
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